|
THE
PIPER AT THE GATES OF DAWN |
|
|
1.Astronomy Domine
2.Lucifer Sam
3.Matilda Mother
4.Flaming
5.Pow R. Toc H.
6.Take Up Thy Stethoscope And
Walk
7.Inetrstellar Overdrive
8.The Gnome
9.Chapter 24
10.Scarecrow
11.Bike |
|
67年発表の記念すべきデビューアルバム。シドが中心となって作成されたアルバムだけあって他のアルバムと比べると異質な光を放っているが、間違いなく傑作。録音はアビーロードスタジオ。向かい側の部屋ではビートルズが「Sgt
Pepper's Lonely Hearts Club Band」を録音しておりポールが見学に訪れたこともあったそうだ。ドラッグアルバムといえるほどサイケデリック要素の強い作品だがドラッグが上手い具合に作用した非常に聴き易いナンバーが多い。それにしてもF「Inetrstellar Overdrive」の即興ソングは何時聴いても凄い。スピーカーを左右に揺れるがごとく振り分ける音なんかは異常だ。J「Bike」の後半も非常に実験的な音作りをしており、既に彼らが只者ではないことは明らか。現代のポストロック云々言っている人は、一度立ち止まってこのアルバムを聴いてみて欲しい。間違いなく衝撃を受けるはず。 |
|
|
|
1.Let There Be More Light
2.Remember A Day
3.Set The Controls For The
Heart Of The Sun
4.Corporal Clegg
5.A Saucerful Of Secrets
6.See-Saw
7.Jugband Blues |
|
68年発表。既にこの時点でバンドとしてのまとまりは欠けるがそれぞれの役割、イマジネーションの発揮は確立している。このアルバムよりデイヴ・ギルモアが加入するが一方で既にシドの精神状態は破綻。レコーディング途中でバンドを離れている。F「Jugband Blues」のみシドが書いた曲。歌っているのもシドであっちの世界へ行ってしまう人間の声だと思うとなんとも感慨深い。@「Let There Be More Light」はステレオを上手く利用したナンバー。ロジャー作。A「Remember A Day」、E「See-Saw」はリック作。後の作品では見られないラブソング。B「Set The Controls For The
Heart Of The Sun」はロジャー作。何とも不気味で神秘的な曲。一種の儀式めいたものを感じさせる。アルバムタイトル曲D「A Saucerful Of Secrets」は12分に及ぶ即興要素の高いナンバーだが構成は巧み。後の大曲にもつながる可能性を秘めた曲だ。 |
|
|
|
1.Cirrus Minor
2.The Nile Song
3.Crying Song
4.Up The Khyber
5.Green Is The Colour
6.Cymbaline
7.Party Sequence
8.Main Theme
9.Ibiza Bar
10.More Blues
11.Quicksilver
12.A Spanish Piece
13.Dramatic Theme |
|
彼らのアルバムとしては最も目立たないものの一つ。映画のサントラである。監督はバルベ・シュロダー。彼らの音楽は映像面からの評価も非常に高く、キューブリックの傑作「2001年宇宙の旅」への参加オファーもあったほど(結局は実現しなかったが)。録音には8日間しかかけていない。他のアルバムと比べると完成度は明らかに劣るのだが空間的な音使いは既に確立されており後につながる予感を感じさせる。 |
|
|
|
1.Astromony Domine
2.Careful With The Axe,
Eugene
3.Set The Controls For The
Heart Of The Sun 4.A Saucerful Of Secrets
|
1.Sysyphus {Part1-Part4}
2.Grantchester Meadows
3.Several Species Of Small
Furry Animals Gathered Together In A Cave And Grooving With A Pict
4.The Narrow Way {Part1-Part3}
5.The Grand Vizier's Garden Party
{Part1-Part3}
|
|
69年発表の2枚組み。1枚目がライブ、2枚目がスタジオトラック。2枚目の@はリック、ABをロジャー、Cをデイヴ、Dをニックがそれぞれ曲を提供している。それぞれが曲を持ち寄っている辺りはビートルズの「ホワイトアルバム」みたいな感じ?。まとまりは欠けるがメンバーそれぞれの個性が感じられ面白い。これら個々の才能をバンドとしてまとめあげて行く過程で後の名盤を生み出す。それが最高の形であらわれたのが「The
Dark Side Of The Moon」なのである。 |
|